2025年7月4日は小学生以来、人生のほとんどを楽しみに待ち続けていると言っても過言ではない、あの漫画の最新刊の発売日だったんです。
そう、
D.Gray-man29巻
です。
最近眠すぎて、「過眠ってやつだろうな」と思う日々でした。
時間にどんどん追い越されるような。
午後になりやっと目覚め、寝ぼけながらスマホを眺め、
ふとインスタ開いたら、作者の星野桂氏が発売のお知らせが。
全身が一気におはグッドモーニングしました。
こんなにワクワクして、今日これからが楽しみになったのはいつ以来か。
先生、ありがとう。
インスタに上がっていた単行本29巻の表紙絵を見て、
「?・・・どなただろう?ハーフアップ眼鏡だ・・・」
午後のうだる暑さと日差しの中、最寄り駅にある書店へ向かったのでした。
最近めっきり電子書籍派のわたくし。
ただ、昔から単行本を集めている作品については紙で欲しい・・
書店に入って、漫画の平積みコーナーに駆け寄り、
手に取った瞬間、漫画の絶妙な重みにぶわっと、懐かしさ。
10年とか、それぐらいぶりだったかもしれない。
脳の記憶ではなく、身体の記憶の方だなーなんて。
表紙を眺め、背表紙を眺め、裏表紙を眺め、
(周囲を確認し、ちょっと抱きしめ)
裏表紙の女性は、どなたか・・・?
・・・かわいい。表紙の彼といい、眼鏡がトレンドなのかも。
ここでふと、大手書店などで買うと貰えたりする特典があるのではないか?と思い至りました。
ほほほほ欲しい。スマホで調べる。ありそう。
・・・だが読みたい。早くアレンを拝みたい。
そう、君のことを随分長らく待っていたんだよ・・・!
若干の覇気を出しつつ、ずんずんレジへ向かいました。
レジには高身長で若い男性店員が。
「おね、っがいしまぁす!!」
今日初めての発声だった為、大変ファニーなことに。
「ナツコミのフェアでステッカープレゼントしてます。
どれがいいですか?」とカウンターの見本を指す書店員。
私は「いつの間に知らない作品がこんなに?!」と
しげしげ見つめてしまって。
そしたら「D.Gray-manもありますよー」と。
食い気味に「それで!」と言ってしまい恥。
カバーをつけていただいこうとお願いしたら、有料で驚き。
以前は競って書店員があの鮮やかな手さばきを披露していたような。
こんなところにも、廃れゆく文化が・・・。
永遠など無いんですね。さしずめ文化人類学。
本を抱え、帰路に就こうと思って歩いていると、
「自分の部屋で読みたくないな」と思ったんです。
今日は確実に「ハレとケ」の「ハレ」。
なんか、あのちょっと歪んだ空間で読みたくない。
そう思って同じ建物内のカフェへ。
クーラーが当たる席に座ってしまいちょっと寒め。
いつもなら侵さないミスだけど、
冷やされているくらいがちょうどいいかも。
ほら、爆発とかしちゃわないようにさ。
つづく
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